ISTA規格とは:
包装貨物の試験規格において、ISOやASTM同様に世界各国で幅広く採用されている試験規格の1つです。
近年特に東南アジアや中国でのプレゼンスが増しており、ISTA規格を社内規格として採用している企業も増えています。また、医療機器関連における滅菌包装の国際規格であるISO11607(JIS T8041)では、包装の性能試験として、ISTA試験を選択肢の1つとして推奨しております。
弊社試験ラボは、2010年12月にISTAより認定され、ISTAに規定されている試験方法に従いお客様のご要望に合わせた試験を実施します。
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[ISTA-2C 輸送試験を計画されているご担当者様必見!!]
試験設備一覧
■ 小型振動試験機
■ 等価落下試験機
試験台サイズは1.2m ×1.2m、パレタイズされた大型貨物もらくらく搭載できます。正弦波、ランダム波に対応しています。
試験台サイズは0.6m ×0.6m、正弦波、ランダム波に対応しています。最大加速度12.5G、制御振動数範囲は2~1200Hz。
製品の耐衝撃性を測定します。正弦波、台形波に対応しています。ダメージバウンダリ試験も実施できます。
■ 大型振動試験機
■ 自由落下試験機
■ 空圧加速式衝撃試験機
■ 圧縮試験機
軽量貨物の自由落下試験が可能です。最大積載重量56.7kg、落下高さ範囲は30.5~183cm (12~72inch)です。
小型電子部品などの衝撃試験が実施できます。対応可能な衝撃範囲は3,000Gまで。ショックアンプを使えば、30,000Gまで実施できます。
倉庫や物流センターでの保管時に発生する圧縮荷重に対して、包装貨物がどの程度まで耐える事が出来るかを評価できます。
■ 引っ張り試験機
■ 低温恒温恒湿槽
■ 減圧(高度)試験機
軟包装材のシール強さ測定や、包装材料の引張強度試験などが実施できます。クロスヘッド速度 は、0.001 ~ 1,000 mm/min。
包装試験における包装資材の前処置が可能です。槽内サイズは1,000 x 1,000 x 800、温度範囲:-40℃~100℃、湿度範囲:20~98%RH。
高い高度で使用される電子機器や医療機器などの高度試験、低圧試験が実施可能です。
槽内サイズは940(W) x 1,000(H) x 800(D) mm
■ 恒温恒湿槽
包装試験における包装資材の前処置が可能です。槽内サイズは1,000 x 1,000 x 800、温度範囲:-20℃~100℃、湿度範囲:20~98%RH。
■ ミューレン破裂試験機
試験片を締付板に締め付け、ゴム隔膜を介して加圧し、試験片が破れた時の最大圧力(破裂強さ)を計測できます。
ISTA-3Bや、ASTM D6055(Test method A)に規定された試験が実施できます。
弊社が保有する試験設備は、輸送時をはじめ、製品が使用される過程で考えられる衝撃・振動・圧縮・環境(温度・湿度・気圧)などの負荷を与え、包装の適正性、製品強度を検証する試験設備です。
■ 懸垂型落下試験機
大型貨物の落下試験に適しています。ホイストクレーンで試験品を吊り上げ、遠隔操作でホイストのフックを切り離す事ができます。
■ 染色浸透液 (Dye Penetration)
■ Bubble 試験
■ フォークリフト走行試験
医療用多孔質包装のシール漏れを検出する為の染色浸透液による標準試験方法。FDAよりコンセンサス規格として認めらた試験方法です。
ASTM F2096に規定されたバブル試験(大きな漏れを検出)が実施できます。
当サービスでは、ISTA-2C規格に従い、輸送試験の実施、試験後の試験報告書の作成、更にご要望に応じ、ISTA米国へのISTA認定手続きまでを一貫してご支援するサービスです。社内にはISTA CPLPテクノロジスト、テクニシャンが多数在籍しておりますので、試験ご希望の方は下記へ問い合わせ下さい。
ISTA-2C 試験項目: